「人肌の温度まで全然冷めない…」
ミルクを作る夜中のキッチン。朝の忙しい時間帯。帰宅後のバタバタ。子育てと仕事の両立で、いちいちお湯を沸かす手間や、温度調整の待ち時間すら惜しいと感じている子育て世帯は多いはず。
筆者も娘が生まれるまでは電気ケトルで十分だと思っていました。しかし、子供のミルク作りが始まると待ち時間がストレスに。特に、夜間や立て続けにお湯を沸かすタイミングでは切実でした。
そこで、象印の電気ポットSTAN. CP-CA12を導入したところ、ミルク作りだけでなく家族の生活全般が驚くほど快適になりました。
この記事ではSTAN. CP-CA12のメリット・デメリットを電気ケトルと比較しながら解説します。
電気ケトルにもどかしさを感じたことがある方は、家事育児の負担を減らすヒントが見つかること間違いなし。

- デザインがおしゃれ
- ミルク作りに最適な70℃設定が可能
- いつでも熱湯が使える&ゆっくりカフェドリップ機能搭載でリモートワークにも最適
- 満水時(1.2L)の沸騰時間は約6分のハイスピード
- 蓋が取り外せてお手入れ簡単
- 子供の安全性を考慮した設計
- 電気代が高くなりがち
- 電気ポットにしては容量は小さめ(1.2L)

象印 STAN. 電気ポット CP-CA12のデザインとスペック



CP-CA12のスペック
品番 | CP-CA12 |
容量(L) | 1.2 |
消費電力湯沸かし時(W) | 1300 |
年間消費電力量※1(kWh/日) | 293 |
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm) | 17.5×27×25 |
質量(約kg) | 2.0 |
カラー | ブラック、ホワイト |
象印 STAN. 電気ポット CP-CA12の特徴
電気ポットのイメージを覆すおしゃれなデザイン

STAN. CP-CA12の最大の特徴は、スクエア形状のシンプルで洗練されたデザインで、いい意味で電気ポッドらしくない。
表面はマットな質感で高級感があります。インテリアにもよく馴染み、生活感が出ません。
何よりサイズがコンパクトで場所を取らないので、リビングに置いても主張しすぎないのが◎。
ミルク作りに最適な70℃設定が可能

粉ミルクを調乳する際、適切な温度管理は大切です。理想は、【沸騰したお湯を70℃程度まで冷ます⇒粉ミルクを溶かす⇒人肌温度まで冷ます】。
電気ケトルの場合、”100℃近い熱湯を一度70℃程度まで冷ます”工程が必要ですが、STAN. CP-CA12なら、70℃保温設定で常に適温をキープできます。
調乳時は、70℃のお湯を入れてそのまま粉ミルクを溶かし、適温まで冷ますだけ。ミルク作りの工程が簡略化され、準備がよりスピーディになります。

深夜に赤ちゃんが泣き出してもすぐにミルクを作れる…!
いつでも熱湯が使える&ゆっくりカフェドリップ機能搭載でリモートワークにも最適


コーヒーを淹れるのに最適な90℃前後の保温も可能。コーヒーを飲むのにいちいちお湯を沸かす必要はありません。いつでも手軽に淹れたてコーヒーが楽しめます。


余談ですが、筆者はcoresのドリップポットにお湯を汲んでからコーヒーを淹れています。洗練されたミニマルデザインと、お湯が注ぎやすい極細の口がお気に入り。
全自動コーヒーメーカーや、ケトルから直接注いで入れたコーヒーとはひと味違う出来になりますよ。コーヒーを淹れるのが楽しくなるので、リモートワーク中のちょっとした息抜きにおすすめ。



coresのドリップポットは電気ポットとの相性抜群
さらに手軽にコーヒーを飲みたい方には、ゆっくりカフェドリップ機能が便利。お湯の飛び散りを抑えてゆっくり給湯する機能で、インスタントコーヒーをボタン一つで淹れることができます。
満水時(1.2L)の沸騰時間は約6分のハイスピード


「電気ポットは沸騰するのに時間がかかりそう…」
と思われがちですが、STAN. CP-CA12は1300Wのハイスピード沸騰により、1.2Lの水を約6分で沸騰させることが可能。
我が家は4人家族で、下の子にミルクを作りながら、上の子には即席スープや保育園用の麦茶をつくったり。私と妻は職場用のマイボトルにコーヒーを作って持っていきます。
1300Wのハイスピード沸騰のおかげで、朝の慌ただしい時間帯でも、家族全員分の飲み物をスムーズに用意できるようになりました。
蓋が取り外せてお手入れが簡単


STAN. CP-CA12はお手入れラクラク構造。
理由は、ヒンジの横にあるボタンを押すと、簡単に蓋が外せる機構にあります。中を洗う際に、口が広いので手が入れやすい。水アカやカルキなどをしっかり洗い落とすことができます。
コードを引っ張っても落下しにくい安全性設計


小さな子どもがいる家庭で家電を選ぶ際、安全性は重要です。電気ケトルは構造上、倒れると中の熱湯が一気に流れ出る危険があります。
STAN. CP-CA12は電源コードがマグネットプラグなので、コードを引っ張っても本体が落下しにくい設計。
さらに、自動給湯ロック機能や転倒湯もれ防止構造が備わっています。また本体が大きく重いため子どもが動かしにくく、定位置に固定して使うことで安全性が高まります。
保温時間が長いと電気代が高くなりがち


電気ポットで気になるのは消費電力。常時保温状態を維持するため、電気ケトルより電気代が高くなります。仮に毎日使用すると仮定した場合、年間の電気代は約9,100円程度(※)。
我が家では、日中の不在の間は電源を切り、帰宅後再度沸かす運用にしています。
日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間 その他水量等の試験条件:HD-112 に基づく、電力料金目安単価 31 円/kWh(税込)[2022年7月改定]で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。
電気ポットにしては容量は小さめ(1.2L)
容量が1.2Lと電気ポッドにしては小さいですが、お湯を使い切りやすいちょうど良いサイズ。
「たくさん使いたいから、1.2Lだと容量が足りなくなったら心配…」という方には、容量2.0LタイプのCP-EA20もおすすめ。


STAN. CP-CA12と同じく、機能がシンプルで操作性が良く、ゆっくりカフェドリップ機能も搭載。
CP-EA20のスペック
品番 | CP-EA20 |
容量(L) | 2.0 |
消費電力湯沸かし時(W) | 700 |
年間消費電力量※1(kWh/日) | 357 |
1日あたりの消費電力量※1(kWh/日) | 0.98 |
年間電気代(税込)※1 | 約11,000円 |
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm) | 19×27×25.5 |
質量(約kg) | 2.0 |
※1 | 日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD-112に基づく、電力料金目安単価 31円/kWh(税込){2022年7月改定}で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。 |
電気ポットは共働き・育児家庭の暮らしをラクにする家電


STAN. CP-CA12のメリット・デメリットを改めてまとめると以下の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
デザインがおしゃれ ミルク作りに最適な70℃設定が可能 いつでも熱湯が使える&ゆっくりカフェドリップ機能搭載でリモートワークにも最適 満水時(1.2L)の沸騰時間は約6分のハイスピード 蓋が取り外せてお手入れ簡単 子どもの安全性を考慮した設計 | 電気代が高くなりがち 電気ポットにしては容量が小さめ(1.2L) |
電気ポットは、我が家の生活を劇的に変えてくれました。常に適温のお湯が使えるため、ミルク作りやお茶入れがスムーズになります。
育児に追われる忙しい時間帯でも、待ち時間ゼロでお湯が使えるありがたさは想像以上です。安全性も高く、子どもがいる家庭でも安心して使用できます。
「電気ポットって本当に必要?」と迷っている方、特に赤ちゃんがいる共働き家庭の方には自信を持っておすすめします。
忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「ラク」できる工夫は積極的に取り入れる価値があります。電気ポットは間違いなく、あなたの育児と家事の強い味方になってくれるでしょう。


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