毎日、仕事・育児・家事に追われて「時間が足りない…」と感じていませんか?とくに共働き&子育て家庭にとって、日々の家事は大きな負担。そんな忙しい毎日を、少しでもラクにしてくれるのが“時短家電”です。この記事では、普段は機械設備系エンジニアとして働く筆者が、実際に共働き&子育て中のわが家で導入し、「これは本当に買ってよかった!」と実感した家電だけを厳選してご紹介します。使うことでどんなふうに生活が変わったのか、どんな人に特におすすめかも、リアルな視点で解説していきます。「家事のストレスを減らして、もっと家族との時間を大切にしたい」そんなあなたにぴったりの家電が、きっと見つかりますよ!

洗濯・掃除家電
1.【衣類乾燥機】ドラム式ではなくあえて『縦型式+乾燥機』

子育て家庭には、ドラム式よりも「縦型式洗濯機+衣類乾燥機」の組み合わせが断然おすすめ。

この2台体制は、洗濯と乾燥を同時並行できるため時短効果が抜群。毎日の洗濯がグッと効率的になります。
我が家では、PanasonicのNA-FA110K5(縦型洗濯機、旧型)とNH-D603(衣類乾燥機)を愛用しています。
過去にはドラム式を使っていた我が家ですが、『縦型式+乾燥機』の組み合わせに切り替えました。
- メンテナンスがラク
- 洗濯と乾燥を同時並行できて時短に
- 洗浄力は縦型式>ドラム式
- 構造が比較的シンプルで故障が少ない
- 洗濯工程の途中で洗濯物を追加できる
結果、洗浄力はアップし、乾燥は専用機でスピーディー。さらに、途中で洗濯物を追加できたり、洗濯と乾燥を同時に進められるので第2陣の洗濯も無理なくこなせます。特に子どもがいる家庭では、洗濯物が多く汚れも頑固。そんな時にもこの組み合わせが本領発揮します。
2.【ロボット掃除機】毎日の床掃除は全自動でおまかせ!

ロボット掃除機は、共働き&子育て家庭にとって「自動で掃除してくれる最高の時短家電」。手間ゼロで床がキレイになる快適さは一度使ったら手放せません。 朝は登園・出勤準備でバタバタ、夜はヘトヘトで掃除どころじゃない…。
ロボット掃除機があれば、外出中や寝ている間に勝手に掃除してくれるんです。しかも最近のモデルは性能も抜群。 我が家では、Ankerのeufy RoboVac 11S(旧型)を愛用中です。
段差も自動で避けてくれるから、子どものおもちゃや家具があっても問題なし。 ロボット掃除機は、忙しくても「キレイな部屋を保ちたい」家庭の救世主。掃除を自動化して、家族との時間をもっと大切にしましょう。
3.【 ハンディクリーナー】ロボット掃除機とセットで使うと最強!

ハンディークリーナーは、ロボット掃除機の「取りこぼし」や「ピンポイント掃除」に活躍する、縁の下の力持ち的存在。1台あると家中の細かい掃除がラクになります。 ロボット掃除機が優秀でも、すべての場所を完璧にカバーするのは難しいんですよね。特に、階段・ソファのすき間・車内・食卓まわりなど、ちょこっと掃除したい場面ではハンディークリーナーが大活躍します。
我が家で使っているのは、アイリスオーヤマのHCD-21。
軽くてコードレスだから、気づいた時に「サッと手に取って使える」のが本当に便利。例えば、子どもが食べこぼしたパンくず、洗面所の髪の毛、階段の隅のホコリ…これ全部、ロボット掃除機だと難しいところを一発解決してくれます。HCD-21はスタイリッシュで収納しやすく、吸引力もパワフル。

ロボット掃除機×ハンディークリーナーは、まさに「最強の掃除タッグ」。お部屋全体はロボにまかせて、細かい部分はハンディで仕上げる。このコンビがあれば、忙しい毎日でも無理なくキレイをキープできます。
4.【ふとん乾燥機】靴の乾燥にも◎

時短家電として注目されているのが「布団乾燥機」です。天日干しの手間がいらず、スイッチひとつでふっくら清潔な布団に仕上げてくれる優れもの。
特におすすめなのが、アイリスオーヤマの「FK-EC1」。
ホースを布団に差し込むだけでOK。面倒な準備もなく、忙しい朝や帰宅後でもサクッと使えます。

布団だけでなく靴の乾燥にも対応しているのも嬉しいポイント。雨の日に濡れたスニーカーや子どもの上履きも、短時間でしっかり乾燥できてとっても便利。毎日のちょっとした「面倒」を解消してくれる布団乾燥機は、家事の時短にぴったりのアイテムです。
キッチン・調理家電
5.【スチームオーブンレンジ】焼き・蒸し・温めが全部これ1台!

スチームオーブンレンジは、共働き子育て家庭にとって、料理の手間を大幅に減らしつつ、食事の質を向上させてくれる頼れる存在です。
我が家で愛用しているPanasonicのNE-BS8A(旧型)は、電子レンジ・オーブン・グリル・スチーム調理の機能を1台に集約している優れもの。
特に注目すべきは、裏返さずに両面を焼き上げる「ヒートグリル皿」や、冷凍食材を解凍せずにそのまま調理できる「凍ったままグリル」機能などの忙しい家庭に嬉しい時短機能。


我が家では、週末に下味をつけて冷凍した肉や魚を、平日の夕食時に「凍ったままグリル」機能で調理しています。解凍の手間が省け、帰宅後すぐに美味しい料理が完成。

「ワンボウルメニュー」では、耐熱ボウルに材料を入れてセットするだけで、肉じゃがやパスタなどが簡単に作れます。

さらに、2段調理機能を活用して、メインディッシュと副菜を同時に調理することで、夕食の準備時間が大幅に短縮されました。
スチームオーブンレンジは、忙しい毎日の中で「ちゃんとしたごはんを作りたい」という願いを叶えてくれる、まさに家庭の救世主。料理の時短だけでなく、献立の悩みや手間もまとめて解決してくれる優秀家電です。
6.【電気調理鍋】“ほったらかし”で栄養満点ごはんが完成!

「忙しくても、ちゃんと手作りのごはんを食べさせたい」そんな思いを叶えてくれるのが、電気調理鍋。材料を入れてボタンを押すだけで、全部“ほったらかし”で仕上げてくれます。

我が家で愛用しているのはSHARPのヘルシオホットクック。最大の魅力は、かきまぜや火加減調整を全自動でやってくれること。コンロの前に立つ時間ゼロで、焦げ付きの心配もなく、ほっといてもおいしいごはんができあがるので、平日の夕方がめちゃくちゃラクになります。 我が家では、カレー・肉じゃが・ミートソース・ポトフなどをよく作ります。朝に材料を切ってセットしておけば、帰宅後すぐにアツアツのごはんが完成していて感動します。さらに、無水調理対応なので、野菜の栄養や旨味がしっかり残り、健康面でも◎。
ファミリーにおすすめなのはKN-HW24H(2.4L)の大容量モデル。
我が家で愛用しているのは、筆者が独身時代から使っているKN-HW10G(1.0L)ですが、4人家族の今ではもっと容量が欲しいなという印象。
電気調理鍋は、「時間がない」と「料理は手作りしたい」の両方を叶えてくれる、まさに夢のような調理家電。平日の夕方のバタバタを減らしたい家庭には、全力でおすすめです。
7.【電気ポット】ミルクもコーヒーも“待ち時間ゼロ”で即対応!

子育て家庭にとって、電気ポットは時短家電の代表格。ミルク作りから朝の飲み物準備まで、家族全員の「今ほしい!」に応えてくれます。 「電気ケトルじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、電気ポットの魅力は常に一定温度でお湯が保たれていること。

ミルクを作る時、電気ケトルだと「沸かして冷まして…」の手間が必要ですが、電気ポットなら70℃保温でいつでも調乳にぴったりのお湯がすぐ出る。これは本当に助かってます。夜中に起きて泣いたとき、待たせずにすぐミルクを作ってあげられるのは親子にとって大きな安心感。

また朝は、私と妻がコーヒー、子どもはスープや保育園用の麦茶など様々な用途で使用でき、家族全員の朝支度が超スムーズに。
特におすすめなのが、象印のSTAN. CP-CA12。見た目もシンプル&おしゃれ。インテリアに馴染むので、キッチンに出しっぱなしでも全然OK。我が家のお気に入り家電の一つです。
8.【食洗器】導入するだけで家事ストレス激減!

筆者の嫌いな家事No.1は「食器洗い」。食洗器は私の人生で絶対に外せないマストアイテムです。中でも「分岐水栓式」を特におすすめしています。
理由は、ずばり“毎回の給水がいらない”というラクさ。過去にタンク式も使ってきましたが、毎回ピッチャーで水を入れる手間は想像以上に面倒…。一方、分岐水栓式は一度設置すれば、水は自動で給水され、ボタン一つで運転開始。洗い物の手間が本当にゼロになります。
我が家で愛用しているPanasonicのNP-TA4(旧型)は、ファミリー向けの大容量タイプなのにコンパクト設計。
深型の鍋やフライパンもすっぽり入り、予洗い不要でピカピカに。また、ヒーター乾燥付きで、洗い終わったらすぐ使えるのも地味にありがたいポイントです。 設置のハードルは少しあるけれど、それを乗り越えた先には「もう手洗いには戻れない!」という快適さが待っています。
スマートホームガジェット
9.【スマートスピーカー】声で操作する“第3の手”ができた!

忙しい子育て世帯にとって、スマートスピーカーはまさに“第3の手”!
中でもAmazon Echo Show 5は、画面付き&声だけで家電や情報を操作できる時短ガジェットの決定版です。
スマートスピーカーの最大の強みは、「話しかけるだけ」で家中のあれこれができること。たとえば、天気の確認・タイマー・ニュース読み上げ・音楽再生・照明や家電の操作などを“ながら”でこなせるので、手がふさがっている子育てシーンでも超便利。 我が家では、「アレクサ、今日の天気は?」が朝の定番セリフ。子どもの支度をしながら、手を動かさずに情報が聞けるのは本当に助かります。
Echo Show 5は画面付きなので、家族の思い出の写真を流してデジタル写真立てにしたり、日付や時間表示をして時計やカレンダー代わりとしても使えます。まさに「一家に一台あると世界が変わる」ガジェットです。 スマートスピーカーは、家事も育児も一手に抱えるパパママの代わりにやってくれるありがたい存在。
10.【Switchbotカーテン】カーテンの自動開閉で朝が変わる!

SwitchBotカーテンを使えば、カーテンの自動開閉で、朝の目覚めや暮らしのリズムが劇的に変わります。
カーテンレールに取り付けるだけでスマホ操作やタイマーによる自動開閉が可能に。「手で開け閉めする時間を短縮できる」だけでなく、「自然な目覚め」や「防犯対策」にも役立ちます。我が家では朝7時にカーテンが自動で開く設定にしているので、自然光で気持ちよく目覚められるようになりました。手軽に導入できる後付けスマート家電として、SwitchBotカーテンは時短・快適・QOL向上の三拍子が揃った優秀アイテムです。
11.【SwitchBotハブ2】

SwitchBotハブ2は、テレビやエアコンなどの赤外線リモコン家電をスマホで操作できるようにする便利なガジェット。それだけではなくスケジュール設定や外出先からの遠隔操作、センサーによる自動化もできるので、“手間をかけずに賢く家電を使いたい人”にぴったりなんです。

- ロボット掃除機をスケジュール設定で自動操作
- シーリングライトとテレビを遠隔でスイッチOFF
- 外出先から遠隔操作でエアコンをスイッチON
- エアコンの消し忘れをスケジュール設定で防ぐ
導入するだけで“手間の削減+暮らしの質アップ”を実感できます。スマートホームの入り口として、コスパも高くて本当におすすめです。
12.【SwitchBotボット】物理スイッチをスマート化!

物理的なスイッチやボタンをスマホで操作できるSwitchBotボットは、我が家の時短家電の中でも特に重宝しています。このデバイスを使えば、照明やストーブなど、リモコンがない家電の操作をスマホで行えるようになります。SwitchBotハブ2と連携すれば外出先からの遠隔操作も可能で、日常のちょっとした手間を減らすことができます。

- 外出先から風呂の追い炊きボタンをON
- スケジュール設定でストーブの電源ボタンを自動OFF
SwitchBotボットは、物理スイッチをスマート化することで、日常のちょっとした手間を減らし、生活の質を向上させるアイテムです。特に、リモコンがない家電をスマート化したい方にはおすすめです。
時短家電でつくる「ゆとりある共働き子育てライフ」

子育てと仕事に追われる毎日の中で、「あと少し余裕がほしい」「自分の時間がほしい」と思うのは当たり前。そんな時、時短家電は“がんばりすぎない暮らし”を支えてくれる味方です。便利な家電に頼ることで、手間や時間が減るだけでなく、家族との時間や心のゆとりも自然と増えていきます。まずは気になる1台から、ぜひ取り入れてみてください。
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