【手のひらサイズ】VOLTMEの2ポート45Wクラス急速充電器を徹底レビュー!

VOLTME Revo 45 Duo レビュー アイキャッチ

デスク周りのコンセント、足りていますか?

スマホにタブレット、ノートPC、ワイヤレスイヤホン…。気づけば充電待ちのデバイスで溢れ、ケーブルがごちゃごちゃ。

製品付属の充電器ではポートが足りず、「充電が遅い…」と感じることも少なくないはずです。

そんな悩みをスマートに解決するのが、45Wクラスの2ポート急速充電器

十分なパワーと持ち運びやすいコンパクトさを両立し、多くの人にとって「ちょうどいい」充電器です。

充電器外観

中でも、私が最近愛用しているのが、 VOLTMEの『Revo 45 Duo』

手のひらサイズのボディで、ノートPCすらフルスピード充電するパワフルな実力派です。

しかし、「VOLTME(ボルトミー)」というブランドに馴染みがなく、品質や安全性が気になる方も多いのではないでしょうか。

「どんな会社が作っているの?」

「本当に安全に使える…?」

「Ankerなどの有名ブランドと比べてどうなの?」

本記事では、そんな疑問にすべてお答えします。

VOLTMEというブランドの正体から、『Revo 45 Duo』のリアルな使用感、メリット・デメリットまでを徹底レビュー。

「気になっていたけど、あと一歩が踏み出せなかった…」

そんなあなたのための完全ガイドです。ぜひ最後までご覧ください。

メリットデメリット
最大45Wのパワフルな充電器
折り畳み式プラグで持ち運びも安心
高効率&発熱が少ない
あらゆるデバイスで高速充電可能(PD3.0/QC3.0/PPS)
コンセントが干渉する場合がある
寝室で使うとランプがまぶしい
2ポート同時接続だとノートPCにはパワー不足
この記事を書いた人

本記事は、VOLTME(ボルトミー)様から商品を提供いただき、作成しています。

タップできる目次

VOLTME(ボルトミー)とは?

ブランドイメージ
出典:VOLTME公式

日本ではまだ馴染みがないVOLTME(ボルトミー)。

それもそのはずで、国内の家電量販店での販売は2024年5月に始まったばかり。日本市場ではまだ新しいブランドです。

VOLTME(ボルトミー)は、中国のハイテク都市・深センに拠点を置く「㈱Voltnex Innovations Technology」が立ち上げた独自ブランド。主に充電関連のさまざまな製品を展開しています。

  • 急速充電器
  • 充電ケーブル
  • モバイルバッテリー
  • カーチャージャー
  • ポータブル電源

気になる「安全性」もきちんとクリア

PSEマーク
PSE認証済み製品にはマークが付きます

充電器を選ぶうえで、やっぱり一番気になるのは 「安全性」 ですよね。

最近では「本体が触れないほど熱くなる」「発火する」などのニュースも目にすることがあり、不安に思う方も多いはず。

VOLTMEはまだ日本での知名度こそ低いものの、十分に信頼できる要素が揃っていると感じました。

  • 日本の安全基準「PSEマーク」を全製品で取得
  • 実は業界20年以上!有名ブランドへの供給実績多数
  • 1200日以上の研究開発と徹底した品質テスト
VOLTME(ボルトミー)公式サイトより

ここでポイントとなるPSEマークとは、日本の「電気用品安全法」に基づく制度で、一定の安全基準を満たした製品だけに与えられるものです。

つまり、VOLTMEの充電器はすべて日本の基準をクリアしているということ

さらに20年以上にわたって数多くのブランドに製品を供給してきた実績や、徹底したテスト体制を考えると、安心できるメーカーだといえます。

VOLTME Revo 45 Duoの外観

ここからは、VOLTME Revo 45 Duoの外観を細かくチェックしていきましょう。

パッケージ外観

VOLTME Revo 45 Duoは、USB-Cが2ポートの45Wクラス急速充電器です。

パッケージ内容物

パッケージ内容はとてもシンプルで、

  • 本体
  • THANK YOUカード
  • 取扱説明書

以上の3点のみ。

さけぱぱ

ケーブルは付属しないのでご注意を。

本体マットな質感

まず手に取って感じるのは、指紋がつきにくいマットな質感の心地よさ。

安っぽさは一切なし。ブランドロゴとドット柄のエンボス加工がアクセントとなり、洗練された印象を与えます。

カラーはブラックとホワイトの2色展開。

プラグ面詳細

私が特に「うまいな」と感じたのが、スペック表記の位置。

ごちゃごちゃしがちな認証マークなどがすべてプラグ面に集約されているため、コンセントに挿すと完全に隠れてくれます

これだけで、デスク周りがスッキリ見える、考え抜かれたデザインです。

「たまごサイズ」の驚くべきコンパクトさ

たまごとサイズ比較

そして、特筆すべきはその驚異的なコンパクトさ。 サイズはたまごとほぼ同じで、手のひらにすっぽり収まります

サイズ寸法

本体サイズは、幅3.0cm×奥行4.8cm×高さ4.8cm。

Anker(右)と比較

同程度の出力W数を持つ2ポート充電器のAnker 523 Charger(47W、幅3.5cm × 奥行5.3cm × 高さ3.5cm)と比べると、本製品は高さがある分、奥行が短め。

これにより、コンセントに挿したときに、ぐらつきにくく感じました

さけぱぱ

重心が安定する♪

Apple(20W)と比較

さらに、Apple 20W USB-C電源アダプタと比べてもほぼ同じサイズ感ですが、Revo 45 Duoはプラグが折りたためる設計
むしろApple純正よりコンパクトに持ち運べます。

さけぱぱ

出力が2倍以上&2ポートで、サイズが同じなのはすごい…!

重さは実測で85g。たまご約1.5個分とほぼ同じで、バッグに入れても重さは気になりません。ちなみに、Anker 523 Chargerも同じ85gでした。

VOLTME Revo 45 Duoのメリット

最大45Wのパワフルな充電器

単ポートでノートPCに給電(44W)
単ポートでノートPCに給電(44W)

VOLTME Revo 45 Duoは、単ポートで 最大45W出力に対応。スマホやタブレットはもちろん、ノートPCまで急速充電できるのが大きな魅力です。

さらに便利なのが、上下どちらのポートを使っても45W出力が可能という点。ポートによって出力が制限されることがないので、使い勝手も抜群です。

さけぱぱ

上下どちらのポートを使うか迷わなくて良い♪

2ポート同時利用時は、自動的に20W + 20Wに振り分けられ、合計最大40Wでの充電が可能。つまり、スマホ2台やスマホ+タブレットといった組み合わせなら、十分に急速充電ができます。

Anker 523 Chargerの場合

参考までに、Anker 523 Chargerと比べてみましょう。

単ポート使用時の最大出力はどちらも45Wと同等です。ただし、2ポート同時利用時の出力に違いがあります。
Anker 523の場合は、

  • C1(上)ポート:最大27W
  • C2(下)ポート:最大20W

とポートごとに出力が分かれるため、使うポートによって充電速度に差が出ます。

出力検証に使っているケーブル

折り畳み式プラグで持ち運びも安心

折り畳み式プラグで持ち運びも安心

プラグが折りたためないタイプの充電器だと、金属部分がむき出しになっていて

「バッグの中で他の持ち物を傷つけないかな…」

と心配になることがありますよね。

その点、VOLTME Revo 45 Duoは安心。折りたたみ式プラグを採用しているため、収納時にプラグが飛び出さず、バッグやポーチの中でも安心して持ち運べます。

さらに、プラグの先端がわずかに出っ張っているので、指で軽く押すだけで簡単に開閉できます。

高効率&発熱が少ない

高効率&発熱が少ない

VOLTME Revo 45 Duoは、従来のシリコン半導体ではなく、最先端GaNⅢ(窒化ガリウム半導体)を採用しています。

Gan(窒化ガリウム)を利用するメリット

  • 充電速度が速くなる
  • 製品を小型化できる
  • 省エネ効果
  • etc…
Oki Electric公式サイトより

GaNの特徴は、エネルギー効率が高く電力損失が少ない = 発熱が少ない という点。

実際に筆者もノートPCを長時間充電していますが、多少の熱は感じるものの、心配になるほど熱いということはありませんでした。

さけぱぱ

感覚的には、Anker 523 Chargerの発熱よりマシ。

あらゆるデバイスで高速充電可能(PD3.0/QC3.0/PPS)

ノートPCとスマホに充電している様子

VOLTME Revo 45 DuoはPD3.0/QC3.0/PPS規格に対応しています。

「横文字ばっかりで、なんだかよく分からない…。」

と思う方のために、簡単に整理すると、

  • PD3.0(Power Delivery 3.0):USB公式の急速充電規格。最大100WでノートPCからスマホまで幅広く対応。
  • QC3.0(Quick Charge 3.0):Qualcommが策定した独自規格。最大18Wで主にAndroidスマホ向け。
  • PPS(Programmable Power Supply):PD3.0の拡張規格。Samsung製品などに採用。

つまりこの1台で、

『あらゆるスマホからノートPCまで、最速かつ最適に充電できる万能タイプの充電器』

ということ。

VOLTME Revo 45 Duoのデメリット

コンセントが干渉する場合がある

コンセントが干渉するケースがある

VOLTME Revo 45 Duoは、幅と奥行きが短いぶん、やや高さのあるデザインになっています。

この形状のため、コンセントが縦に並んでいるタイプの電源タップでは、上下の差し込み口と干渉してしまうケースがあります

ただし、奥行きが短いおかげで重心がプラグに近く、安定感があるというメリットも。「安定感を取るか」「差し込みやすさを取るか」で割り切るのが良さそうです。

干渉しにくい2ポート急速充電器

寝室で使うとランプがまぶしい

寝室で使うとランプがまぶしい

VOLTME Revo 45 Duoには、正常に接続されると小さなランプが点灯する機能があります。コンセントにしっかり挿し込めているかが一目でわかるので便利。

ただし、このランプ。寝室で使うにはちょっと厄介でして…。暗闇の中では意外と明るく感じられ、就寝時に気になる

夫婦+子ども2人で同じ寝室の我が家では、睡眠を妨げてしまうので正直致命的…。

そのため我が家では、デスク周りやカフェ作業用など、持ち出し専用として活躍しています。

2ポート同時接続だとノートPCにはパワー不足

2ポート同時接続だとノートPCにはパワー不足

2ポート同時利用時は、自動的に20W + 20Wに振り分けられます。スマホやタブレットであれば十分な出力ですが、ノートPCの機種によっては、2ポート同時利用時にパワー不足になるので注意しましょう。

デバイス推奨出力
MacBook Air30W
Pro 13インチ61W
Pro 14インチ(8コアCPU)67W
Pro 15インチ87W
Pro 14インチ(10コアCPU)96W
Pro 16インチ96W
参考:MacBookの機種ごとの推奨出力

VOLTME Revo 45 Duo レビュー まとめ

充電器外観

VOLTME Revo 45 Duoのメリット・デメリットを改めてまとめると以下の通り。

メリットデメリット
最大45Wのパワフルな充電器
折り畳み式プラグで持ち運びも安心
高効率&発熱が少ない
あらゆるデバイスで高速充電可能(PD3.0/QC3.0/PPS)
コンセントが干渉する場合がある
寝室で使うとランプがまぶしい
2ポート同時接続だとノートPCにはパワー不足

2ポート45Wクラスの充電器は、スマホに加えてタブレットや周辺機器を同時に充電したい人に最適。1台あると自宅でも外出先でも重宝します。

動画編集のような重い作業をしないライトユーザーなら、必要十分な出力とコンパクトさを両立した“ちょうどいい”一台です。

本製品はPSE認証を取得。さらに充電分野で20年以上の実績を持つVOLTME製で、安全性と信頼性の面でも安心して使えます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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