「人肌の温度まで全然冷めない…」ミルクを作る夜中のキッチン。朝の忙しい時間帯。帰宅後のバタバタ。子育てと仕事の両立で、いちいちお湯を沸かす手間や温度調整の待ち時間すら惜しいと感じることは多いはず。筆者も第一子が生まれるまでは電気ケトルで十分と思っていました。しかし、子供のミルク作りが始まると待ち時間がストレスに。特に夜間や立て続けにお湯を沸かすタイミングでは切実でした。そこで出産を機に電気ポットを導入したところ、ミルク作りだけでなく家族の生活全般が驚くほど快適になりました。
この記事では電気ポットを導入することで得られるメリット・デメリットを電気ケトルの特徴と比較しながら解説します。電気ケトルにもどかしさを感じたことがある方は、家事育児の負担を減らすヒントが見つかること間違いなし。

【最大のメリット】電気ポットは保温機能でいつでもお湯が使える

最大の魅力は、なんといっても24時間いつでも適温のお湯が使えることです。深夜に赤ちゃんが泣き出してもすぐにミルクを作れます。粉ミルクを調乳する際、適切な温度管理は大切です。70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かし、適温まで冷ますのが理想。電気ケトルの場合、100℃近いお湯を一度70℃程度まで冷まし、さらに40℃前後まで冷ます必要があります。対して温度設定機能付きの電気ポットなら、70℃保温設定で常に適温をキープできます。調乳時はそのお湯をそのまま使って粉ミルクを溶かし、適温まで冷ますだけで済みます。これによりミルク作りの工程が簡略化され、準備がよりスピーディになります。
赤ちゃんだけでなく家族みんなも便利に

我が家は4人家族で、朝は特に忙しいです。下の子にミルクを作りながら、上の子には即席スープや保育園用の麦茶をつくったり。私と妻は職場用のマイボトルにコーヒーを作って持っていきます。電気ケトルだと保温機能が無いため、何度も沸かし直す必要がありますが、電気ポットは大容量を一度に沸かして保温できます。複数の用事が続いても、お湯が冷めずに連続して使用できます。朝の慌ただしい時間帯でも、家族全員の飲み物をスムーズに用意できるようになりました。
リモートワークや在宅時間が多い家庭にもぴったり
筆者の自宅におけるコーヒー環境の遍歴は下記の通り。
〇一番手間がかからず大量にコーヒーを淹れられる
×掃除は大変
×場所を取る

・場所を取るコーヒーメーカーは家族への配慮により撤去(悲しい)
・妻の意向により導入されたおしゃれバルミューダでコーヒーを入れることを余儀なくされる(悲しい)

・ケトルから電気ポッドに移行したことで常にお湯が使える状態に
・美味しく淹れられる温度(90℃程度)に湯温を調節出来るのでコーヒーが劇的にうまくなる(歓喜)

現在は、coresのドリップポットにお湯を汲んでからコーヒーを淹れています。洗練されたミニマルデザインと、圧倒的にお湯が注ぎやすい極細の口がとても気に入っています。全自動コーヒーメーカーやケトルから直接注いで入れたコーヒーとはひと味違う出来になりますよ。コーヒーを淹れるのが楽しくなるので、リモートワーク中のちょっとした息抜きにおすすめ。

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電気ポットは子どもの安全性を考慮した設計が安心

小さな子どもがいる家庭で家電を選ぶ際、安全性は重要です。電気ケトルは構造上、倒れると中の熱湯が一気に流れ出る危険があります。対して電気ポットには、チャイルドロック機能や転倒湯もれ防止構造が備わっています。また本体が大きく重いため子どもが動かしにくく、定位置に固定して使うことで安全性が高まります。マグネットプラグ採用機種なら、コードを引っ張っても本体が落下しにくい設計も安心です。
電気ポットのデメリット

【消費電力と電気代】コスト面でも工夫次第
電気ポットの気になるポイントは消費電力です。常時保温状態を維持するため、電気ケトルより電気代が高くなります。しかし工夫次第でコストは抑えることが可能です。我が家では日中は不在のため、朝出勤前に電源を切り、帰宅後再度沸かす運用にしています。最新の省エネモデルは以前より消費電力が抑えられており、真空断熱構造やタイマー機能付きモデルを選べば、さらに電気代を抑えられます。子どもが卒ミルクするまでの期間だけでも導入する価値は十分にあります。
迷ったら象印!失敗しないおすすめ電気ポット2選
【我が家のイチオシ】象印 CP-CA12

我が家で使っている電気ポッドです。スクエア形状のシンプルで洗練されたデザインで、いい意味で電気ポッドらしくない。インテリアにもよく馴染むので生活感が出ません。容量が1.2Lと電気ポッドにしては小さいですが、お湯を使い切りやすいちょうど良い容量。何よりサイズがコンパクトで場所を取りません。
- 機能がシンプルで操作性◎
- 1300Wのハイスピード沸騰
- 保温切モードで電気ケトルのような使い方も
- 蓋が取り外せてお手入れ簡単
- ゆっくりカフェドリップ給湯搭載
仕様
品番 | CP-CA12 |
容量(L) | 1.2 |
消費電力湯沸かし時(W) | 1300 |
年間消費電力量※1(kWh/日) | 293 |
年間電気代(税込)※1 | 約9,100円 |
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm) | 17.5×27×25 |
質量(約kg) | 2.0 |
カラー | ブラック、ホワイト |
※1 | 日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間 その他水量等の試験条件:HD-112 に基づく、電力料金目安単価 31 円/kWh(税込)[2022年7月改定]で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。 |
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【リモートワークにもおすすめ】象印 CP-EA20

1.2Lだと不安だという方や、リモートワークで日中でもガンガンコーヒー淹れたい方にはCP-EA20もおすすめ。CP-CA12と同じく機能がシンプルで操作性が良く、ゆっくりカフェドリップ機能も搭載。容量は2.0Lでたっぷり使えます。
仕様
品番 | CP-EA20 |
容量(L) | 2.0 |
消費電力湯沸かし時(W) | 700 |
年間消費電力量※1(kWh/日) | 357 |
1日あたりの消費電力量※1(kWh/日) | 0.98 |
年間電気代(税込)※1 | 約11,000円 |
外形寸法 幅×奥行×高さ(約cm) | 19×27×25.5 |
質量(約kg) | 2.0 |
※1 | 日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD-112に基づく、電力料金目安単価 31円/kWh(税込){2022年7月改定}で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。 |
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電気ポットは共働き・育児家庭の暮らしをラクにする家電

電気ケトルから電気ポットへの「卒業」は、我が家の生活を劇的に変えてくれました。常に適温のお湯が使えるため、ミルク作りやお茶入れがスムーズになります。育児に追われる忙しい時間帯でも、待ち時間ゼロでお湯が使えるありがたさは想像以上です。安全性も高く、子どもがいる家庭でも安心して使用できます。一度の投資で得られる時短効果や精神的余裕を考えると、十分にコストパフォーマンスは高いと感じています。「電気ポットって本当に必要?」と迷っている方、特に赤ちゃんがいる共働き家庭の方には自信を持っておすすめします。
忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「ラク」できる工夫は積極的に取り入れる価値があります。電気ポットは間違いなく、あなたの育児と家事の強い味方になってくれるでしょう。
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