共働きや子育て世帯は、毎日時間との戦いです。仕事に追われながらも、家事や育児をこなさなければならず、体力的にも精神的にも疲れ切ってしまっている方も多いのではないでしょうか。我が家もフルタイム共働きで娘を育てており、「このままでは持たない・・・」と何度も思いました。そこで、少しでも生活を効率化するために導入したのがスマートホーム化です。スマートホーム化とは、家の中の家電や設備をインターネットに接続し、スマホや音声で操作できるようにする仕組みのこと。これにより、日常のちょっとした手間が減り、忙しい毎日でも快適に過ごせるようになります。
今回は、照明やストーブなどの物理スイッチやボタンを遠隔操作したりスケジュール設定による自動化を可能にするアイテム「SwitchBotボット」について解説します。この記事を読めば、導入のメリットや設定方法、具体的な活用アイデアが分かり、より快適な暮らしを実現するためのヒントが見つかるかも。
忙しい毎日を少しでも効率化し、自由な時間を確保したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SwitchBotボットを導入するメリット
自宅のボタンやスイッチをスマホで遠隔操作


部屋の照明やストーブなどのボタンやスイッチをスマホで遠隔操作できるようになります。これによって、ボタンやスイッチを押すために立ち上がって移動する手間が無くなります。一見大したことのないように思えますが、妊娠中や子育て中の場合は話が別です。このちょっとした動作が無くなるだけでも体の負担が減り効果を実感できます。
スケジュール設定(最大5個)で操作を自動化

例えば、「17時になったら照明スイッチON」というスケジュールを設定することができるので防犯対策になります。ほかにも、「22時になったらストーブスイッチOFF」という設定をすることで消し忘れがなくなり光熱費の節約にもなります。
SwitchBotハブ2(ハブミニ)と連携することでさらに便利に

- 外出先からボタンやスイッチを遠隔操作
- スケジュール設定が最大5個⇒最大200個に
- スマートスピーカーと連携して音声操作(スマホを持っていないお子さんでも遠隔操作できる)

SwitchBotボットについて
外観


内容物

- SwitchBotボット本体
- ①両面テープ(予備用)
- ②両面テープ(オン/オフ用)
スペック
詳細
サイズ寸法 | 43×37×24mm |
重量 | 42g |
色 | 白/黒 |
材質 | プラスチック、ABS樹脂 |
対応機種 | Android 5.0+, iOS 11.0+, watchOS 4.0+ |
動作環境 | 0°C~55°C / 20-85%RH |
入力 | CR2 x 1 3V |
BLE | ≥4.2 |
Bluetooth範囲 | 見通し 80m |
Bluetooth種類 | Bluetooth Low Energy |
サードパーティ | アレクサ、Googleアシスタント、Siriショートカット、IFTTT、SmartThings、LINE Clova, API |
その他 | 指ロボットアーム 最大押下力:1.15kgf 最大圧力:8N 最大回転角:120° |
定価 | 4,980円 |
初期設定





スケジュールの設定



SwitchBotボットの気になった点
本体の厚みがあって出っ張る

四角い箱がくっついているような見た目になるので部屋の景観からは若干浮きます。おしゃれなインテリアにこだわっている場合はモノトーンで統一するなど工夫が必要かもしれません。
操作したいボタンやスイッチの数だけボットも複数必要


一つのボットで一つのボタンやスイッチしか操作できません。全ての部屋の照明のスイッチを遠隔操作したければ部屋の数だけ必要になりますし、照明以外でもお風呂の追い炊きやストーブのスイッチも遠隔操作したければさらに必要になります。我が家では赤外線リモコンで操作できる家電は全てSwitchBotハブ2で一元管理しています。シーリングライトも赤外線リモコンで操作できるタイプであればハブ2で遠隔操作できます。ボットを設置している箇所はどうしても物理ボタンでしか操作できない2か所(ストーブと追い炊きボタン)のみです。

段差があると設置に工夫が必要

スイッチの周りの枠によって段差ができている場合はボットを設置する箇所に枠の高さに合わせたベースをかませる必要があります。百均等で売られている段差を埋められそうなものを加工して両面テープなどで設置すると良いと思います。
我が家の活用アイデア
外出先から風呂の追い炊きボタンをON

仕事帰りに娘を保育園に迎えに行くのですが、帰宅途中に遠隔で追い炊きボタンをONすることで、帰ってきたらそのままお風呂に入れるので重宝しています。平日はとにかく時間がないのでちょっとでも時間を節約できるのはうれしい。
スケジュール設定でストーブの電源ボタンを自動OFF

寝る前にストーブを消し忘れることってありますよね。いくら気をつけていてもゼロにはならない・・・。最近は光熱費もどんどん高騰していますし、消し忘れて朝まで動いていた日には絶望します。我が家では「20:30になったらストーブスイッチ押す」のスケジュール設定をするようになってから消し忘れがゼロになりました。
アイデア次第でSwitchBotボットの可能性は無限大

SwitchBotボットは「スイッチ・ボタンを押す」というただそれだけのシンプルな機能ですが、SwitchBotハブ2との連携とアイデア次第でその可能性は無限大です。今回紹介した我が家の活用アイデア以外にもたくさんの使い方があります。ぜひいろんな方の活用アイデアを参考にして家事育児を効率化してください。また、SwitchBotシリーズにはほかにも様々な家事育児を効率化できるアイテムが用意されています。下記の記事で解説していますので合わせてぜひ参考にしてみてください。

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