地方に住んでいると、車が生活の必需品だと感じる方は多いでしょう。車が好きで所有しているわけではなく、あくまで移動手段として利用している方も少なくないはずです。
そんなあなた、自分でタイヤ交換をするのが面倒で、ガソリンスタンドやカー用品店に持ち込んで順番待ちをした挙句、数千円も支払っていませんか?(過去の私もそうでした)
今回は、自分でタイヤ交換をすることで、どれだけの時間とお金を節約できたのか、その具体例をお伝えします。
【結論】年間12,500円の節約になった
- プロに依頼した場合 13,200円
- 自分で交換した場合 700円
⇒差額12,500円の節約
年間にかかるコストシミュレーション
プロに依頼した場合
ディーラーやガソリンスタンドなど選択肢は様々ありますが、今回は最も一般的なカー用品店で依頼した場合を考えていきます。日本でトップシェアを誇るオートバックスの場合、費用は下記の通りです。
サービス内容 | インチサイズ | 通常期間 | ハイシーズン(平日) | ハイシーズン(土日祝) |
夏冬タイヤ付け替え4本(バランス無) | ~19インチ | 4,400円 | 5,500円 | 6,600円 |
〃 | 20インチ~ | 6,600円 | 7,700円 | 8,800円 |
※価格は目安であり、実際の料金は店舗や車種によって異なる場合があります。
我が家のミニバン(日産セレナC26、15インチ)で想定した場合、ハイシーズンかつ仕事が休みである土日祝で交換すると、6,600円×年2回=13,200円かかります。
このほかにも、順番待ちによる時間のロスや予約の手間が発生します。(ハイシーズンはとにかく依頼が集中します)また、自宅で保管していたタイヤ4本を車へ積込・積み下ろしする作業もあります。
自分で交換した場合
自宅でタイヤ交換をするために最低限必要な道具は以下の5つ(6つ)です。
- ジャッキ (標準装備)
- レンチ (標準装備)
- トルクレンチ 6,000円程度
- 輪止め 1,000円程度
- 軍手
- (ホイールキャップが装着されている場合はマイナスドライバー)
ジャッキ及びレンチは元から車内に標準装備されている場合が多いです。(一部車種では装備されていない場合もある)今回は標準装備されていたものを使用しました。
追加購入したトルクレンチ及び輪止めの耐用年数を10年と仮定する(もっと使用できると思いますが)と年間あたりのコストは700円でした。(軍手及びマイナスドライバーはどのご家庭にもある一般的なもののため試算からは除外)
このほかにも、タイヤ交換による時間と体力を消耗します。(私の場合、約1時間)
また、タイヤの空気圧も必ず確認しましょう。空気入れは近所のガソリンスタンドやカー用品店などで無料で貸し出ししている場合が多いです。
まとめ
年間12,500円の節約と聞いて、皆さんはどう感じるでしょうか?
「12,500円くらいなら、手間を考えたらプロに任せたほうがいいかも」と思う方もいるかもしれません。しかし、少し視点を変えてみましょう。この12,500円を毎年得るためには、仮に年利4%のインデックス投資を想定した場合、312,500円の元本が必要です。
つまり、自分でタイヤ交換を行う習慣を身につけることは、312,500円分の価値があるとも言えるのです。これは決して小さな額ではありませんよね。
日々の小さな節約を積み重ねることで、家計を最適化し、未来の余裕を生み出していきませんか?
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