災害時の備えだけでなく、アウトドアでも大活躍のポータブル電源。
同じメーカーでも容量によってラインナップが多岐にわたるため、はじめてのポータブル電源選びは大変ですよね。
「どのメーカーを選べばいいの?」
「自分にとって最適な容量はどのくらい?」
「災害時の備えに購入したいけど、たまにしか使わないならもったいないな……」
こんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
さけぱぱそんな中、世界シェアNo.1「Jackery」から”中容量タイプ”のJackeryポータブル電源500Newが新登場しました


スペックを見た時に、
「これなら容量もちょうど良さそう。災害時の備え以外にも使えそうだし一石二鳥なのでは……!?」
と考え、購入を決意。
3か月使用してみた結果、普段使いでも大活躍の、初めてのポータブル電源に”ちょうど良い”モデルだと感じました。
この記事では、Jackeryポータブル電源500Newの特徴やメリット・デメリットを徹底解説します。
はじめてのポータブル電源選びの参考になれば幸いです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 今までにない薄型フラットデザイン 中容量(500Wh)クラスでは最軽量 長寿命&高耐久(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー) 超高速充電(フル充電まで70分) 5年保証&リサイクル対応 優れた静穏性 | 専用アプリには非対応 ドライヤー・電気ケトル・電子レンジは使えない |
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この記事を書いた人:さけぱぱ
暮らしをラクにする家電&ガジェットが大好き。本業は機械系エンジニア。夫婦ともにフルタイム共働き。2歳の娘と0歳の息子の育児に奮闘中。レビュー依頼やご質問は、お気軽にお問い合わせフォームまで。


Jackeryポータブル電源500Newの外観
今回購入したJackeryポータブル電源500New。


ポータブル電源世界シェアNo.1「Jackery」から、2025年7月に発売された”中容量(500Wh)タイプ”のポータブル電源です。



ポータブル電源シェアを争うEcoFlowやBLUETTIよりも歴史は長く、パイオニア的な存在です
パッケージを開封すると付属品は意外にシンプル。


- 本体
- AC充電ケーブル
- 取扱説明書


Jackeryポータブル電源500Newの本体は黒を基調としたデザインで、Jackery特有のオレンジは抑えめ。
リビングやデスク上に置いても違和感がない、シックで落ち着いた印象です。


Jackeryポータブル電源500Newに搭載されている出力ポートは以下の通り。
- ACコンセント×2
- USB-A×1
- USB-C×2
- シガーソケット×1



多彩な出力ポートは、USB電源ハブとしても申し分なし


薄型フラットデザインのため、デスクにおいても圧迫感がありません。
天面は完全な平面なので、充電中のデバイスを置くスペースとしても便利。



日常的に使用していれば、いつ停電が発生しても「充電していなかった……」という事態を防ぐことができる!
電気毛布なら1晩!デバイス別の連続使用時間・充電可能回数の目安
ポータブル電源でもっとも気になるのが、バッテリー容量ですよね。
Jackeryポータブル電源500Newの容量は518Wh。
これが具体的にどのくらいの容量かというと、
- 電気毛布なら連続7時間使用可能
- スマホなら24回充電可能



車中泊やライトなキャンプ、急な停電時にも安心な容量です♪
そのほかのデバイスの連続使用時間・充電回数の目安
| テレビ | 8時間 |
|---|---|
| 電動ドリル | 1.1時間 |
| 車載冷蔵庫 | 冷凍4.5時間/保温18時間 |
| パソコン充電 | 約4回 |
| タブレット充電 | 約9回 |
| カメラ充電 | 約21回 |
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Jackeryポータブル電源500Newのメリット
今までにない薄型フラットデザイン
ポータブル電源にありがちなボックス形状とは違い、Jackeryポータブル電源500Newは薄型フラットデザイン。


サイズは幅31.1x奥行20.5x高さ15.7cm。
なんと、容量半分以下のJackeryポータブル電源240New(高さ16.8cm)よりも低いんです。


高さが無い分、面積を取るのかと思いきや、A4ファイルよりもコンパクトに収まっています。



つまり、置き場所に困りません


我が家では、育児ワゴンに載せて移動式電源として使っています。
このフラット形状のおかげで、中段に載せることも可能。
ソファに座りながらスマホを充電したり、部屋中どこでも扇風機や電動鼻吸い器を使うのにとても重宝しています。



上段に載せると重心が高くなり、不安定になるので要注意
中容量(500Wh)クラスでは最軽量
重量は5.7㎏で小型犬とほぼ同じ。
中容量(500Wh)クラスのポータブル電源としては最軽量です。
![]() ![]() Jackeryポータブル電源500New | ![]() ![]() EcoFlow RIVER2Max | ![]() ![]() Anker535ポータブル電源 | |
|---|---|---|---|
| 定格容量 | 512Wh | 512Wh | 512Wh |
| 重量 | 5.7㎏ | 6.1kg | 7.6kg |
例えば、普段はデスクや棚に置いて使いつつ、週末には屋外で電動工具を使用するのに持ち出すのもラクラクです。
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長寿命&高耐久(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)


ポータブル電源で主に使われるバッテリーは、「三元系リチウムイオンバッテリー」と「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」の2種類。
それぞれの違いは以下の通りです。
| 三元系リチウムイオンバッテリー | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー | |
|---|---|---|
| 低い | 安定性 | 高い |
| 軽い | 重量 | 重い |
| 短い | 寿命 | 長い |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、エネルギー密度が三元系リチウムイオンバッテリーより低いため、安定性が高いバッテリーになります。
また、繰り返し充電できる回数が多く、長期間に渡って活躍が期待できます。
ただし、重さや大きさは、三元系リチウムイオンバッテリーの方が優れています。
Jackery公式サイト
Jackeryポータブル電源500Newで使われているのは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー。
なんと6,000回充放電しても充電残量は70%を維持することができるという、驚異の安定性と長寿命を誇ります。



毎日1回充電した場合、6,000÷365日/年≒16.4。
つまり、16年以上も使える計算…!
一度買えば長く使えて、買い替える必要が無いのは、ポータブル電源初心者にはうれしいですよね。
高速充電(フル充電まで70分)


ACコンセントなら最速70分でフル充電が可能。
たとえば、キャンプに出掛ける当日の朝に「充電忘れた…!」となっても、出発までに間に合います。
さらに、ACコンセント以外にも多様な充電方法に対応。
各充電方法の時間目安
| 充電方法 | フル充電時間 |
|---|---|
| ソーラー充電(最大200W) | 3.3時間 |
| ソーラー充電(100W) | 6.8時間 |
| シガーソケット | 6時間 |
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5年保証&リサイクル対応


Jackeryポータブル電源500Newを公式サイトで購入した場合、5年間の長期保証が自動付帯します。
製品の補償登録は必要ありません。
故障時の修理サービスや、使い終わった後の無償回収リサイクルも行っているので、長期で安心です。



送料は自己負担なのでご注意を
優れた静音性


充電中の騒音は36dB、動作中の騒音は32dBです。
具体的にどれくらいの騒音なのかというと、”ほぼ無音~ささやき声”程度。
車中泊や寝室での使用でも全く気になりません。


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Jackeryポータブル電源500Newのデメリット
専用アプリには非対応


Jackeryポータブル電源500Newは専用アプリに対応しておらず、スマートフォンからの遠隔操作や詳細な電力管理はできません。
本体のディスプレイで完結するシンプルさは利点ですが、あらゆるデバイスをスマホで管理したいガジェット志向には物足りないかも…。
ドライヤー・電気ケトル・電子レンジは使えない


Jackeryポータブル電源500Newの定格出力は500W。
これに対して、ドライヤー・電気ケトル・電子レンジは600~1200Wが一般的です。
中には500W以下の商品もありますが、出力が低く実用的ではありません。
基本的にドライヤー・電気ケトル・電子レンジは使えないと思っておいた方が無難でしょう。
車中泊やアウトドアで気兼ねなく家電を使いたい人は、Jackeryポータブル電源1000Newがおすすめ。
- 超王道のベストセラーモデル
- ほぼすべての家電が使える1500Wの定格出力
- 約10.8㎏と業界トップクラスの軽量コンパクト設計
Jackeryポータブル電源500Newの使い方
デバイスへの出力手順
オフにしたいときは3秒間長押し。主電源ボタンをオンにした後、充電または放電が行われない場合は、2時間後に自動的に電源がオフになります。


オフにする場合はもう一度DCボタンを押します。




オフにする場合はもう一度ACボタンを押します。




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充電方法はACケーブル充電・シガーソケット充電・ソーラー充電の3種類
付属のACケーブルを側面に差し込んで充電します。
フル充電にかかる時間の目安は約70分。


車で移動中に充電したい人も多いと思いますが、シガーソケットからの充電には別売りのケーブルが必要です。
シガーソケットでフル充電にかかる時間の目安は約6時間です。


ソーラーパネルがあれば、屋外の電源がない環境でも充電が可能。
ソーラーパネル(100W)でフル充電にかかる時間の目安は約6.8時間です。
LEDライトや省エネモードも使える




LEDスイッチを短く押すとLEDライトが点灯します。



暗い車内で手元を照らしたり、停電時の応急的なライトとして重宝しそう
再度LEDスイッチを短く押すと、ライトが点滅(SOSモード)します。
いずれもスイッチ長押しで消灯します。


さらに、Jackeryポータブル電源500Newには省エネモードが搭載されており、出力の切り忘れによるバッテリーの消耗を防ぐことができます。
省エネモードがオン&低出力状態が6時間続くと、出力は自動でオフになります。
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【初心者向け】Jackeryポータブル電源のおすすめ比較
僕がJackeryポータブル電源500Newを購入するにあたって、実際に比較検討した3モデルを以下にまとめました。
- 普段使いできる
- コスパが良い
- サイズは大きすぎない
![]() ![]() 240New | ![]() ![]() 500New | ![]() ![]() 1000New | |
|---|---|---|---|
| バッテリー容量 | 256Wh | 518Wh | 1070Wh |
| 定格出力 | 300W(瞬間最大600W) | 500W(瞬間最大1000W) | 1500W(瞬間最大3000W) |
| 出力ポート数 | AC×1、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1 | AC×2、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1 | AC×3、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1 |
| 本体サイズ | 幅23.1×奥行15.3×高さ16.8cm | 幅31.0×奥行20.5×高さ15.7cm | 幅32.7×奥行22.4×高さ24.7cm |
| 重さ | 3.6kg | 5.7kg | 10.8kg |
| フル充電時間(AC) | 1.9時間 | 約1.2時間(70分) | 1.7時間 |
| 主な用途例 | スマホ充電、LEDライト、小型扇風機 | ノートPC、電気毛布、ポータブル冷蔵庫 | ドライヤー、電気ケトル、テレビなども可 |
| 価格 | 32,800円 | 59,800円 | 139,800円 |
| おすすめな人 | ・小型家電など用途が限定的 ・ソロキャンプ用など容量を多く必要としない | ・幅広い家電で使用したい ・日常使いと災害時の備えを両立したい | ・車中泊やアウトドアでも、自宅レベルで家電を使用したい ・災害時の備えをしっかりしたい ・日常使いは想定しない |
| 気になる点 | ・家族世帯の災害時の備えには不十分 ・使える家電は限定的 ・モバイルバッテリーでも代用可能か | ・一部の家電には出力不足 ・アプリ非対応(240New、1000Newは対応) | ・重い ・でかい ・高価 |
| 公式サイトで見る | 公式サイトで見る | 公式サイトで見る |
仕事で毎日使う方や、毎週のように家族で車中泊・アウトドアをする方は、さらに大容量モデルを検討しましょう。
Jackeryポータブル電源500Newレビューまとめ


Jackeryポータブル電源500Newのメリット・デメリットを改めてまとめると以下の通り。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 今までにない薄型フラットデザイン 中容量(500Wh)クラスでは最軽量 長寿命&高耐久(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー) 超高速充電(フル充電まで70分) 5年保証&リサイクル対応 優れた静穏性 | 専用アプリには非対応 ドライヤー・電気ケトル・電子レンジは使えない |
ポータブル電源は容量も価格もピンキリで、とにかく種類が多い。
そのため、初心者はどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
実際に僕もたくさん悩みました。
検討する中で感じたことは、”ポータブル電源を使って何がしたいか”という明確な目的を固めるのが大切ということ。
自分にとって必要な出力・容量をよく考えて、最適なモデルを選びましょう。
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